食道潰瘍とは|原因と胃カメラでの見え方
食道潰瘍とは|原因と胃カメラでの見え方
食道潰瘍とは、食べ物の通り道である食道の粘膜が傷つき、表面のただれより深い傷になった状態です。胃酸の逆流、飲み薬、感染など原因はさまざまで、飲み込むときの痛みや胸のつかえとして気づく方がいます。胃カメラでは傷の位置や形を観察し、必要に応じて組織を採って調べます。潰瘍という言葉だけで、がんと決まるわけではありません。ただし、飲み込みにくさや出血を伴う場合は、原因を確かめるための受診が必要です。

症状と検査結果から考える主な疑問を表にしました。症状だけでは食道潰瘍の有無を判断できないため、受診時に何を確かめるかの目安として使ってください。
| 気になること | 考えられる背景 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 飲み込むと胸の奥が痛い | 食道の炎症や潰瘍など | 水分も痛いか、薬を飲み始めた時期との関係 |
| 胸やけと酸っぱいものの逆流 | 胃酸の逆流による粘膜の傷 | 食後や横になったときの変化、飲み込みにくさの有無 |
| 錠剤を飲んだあとから痛む | 薬が食道にとどまることによる傷害 | 薬の種類、水の量、服薬時の姿勢 |
| 胃カメラで白い傷が見えた | 潰瘍表面の付着物など。白さだけでは原因不明 | 傷の位置・形と、生検をしたかどうか |
| がんではないか心配 | 炎症と腫瘍の区別が必要な病変もある | 内視鏡所見、病理結果、再検査の必要性 |
| 血を吐く、黒い便とふらつきがある | 食道や胃などからの出血の疑い | 救急受診が必要な状態かを急いで判断 |
同じ胸の痛みでも、食道以外に原因がある場合があります。冷汗や息苦しさを伴う強い痛みは、胃カメラの予約を待つ症状ではありません。救急受診の目安は後半にも記載しています。
食道の内側は粘膜で覆われています。炎症がある状態を食道炎、粘膜の浅い傷をびらん、それより深く組織が欠けた傷を潰瘍と呼びます。食道炎のすべてに潰瘍があるわけではなく、炎症の広がりと傷の深さは分けて考える必要があります。
食道潰瘍は、一つの原因だけで生じる病気の名前ではありません。胃酸の逆流でできた潰瘍と、飲み薬が引っかかってできた潰瘍では、治療で取り除くべき原因が異なります。食道潰瘍を調べた臨床研究でも、逆流、薬剤、感染、化学的な傷害など複数の原因が報告されています。[1][2]
検査結果に食道潰瘍と記載されていたら、次に必要なのは原因の確認です。医師が内視鏡で傷を見つけた段階なのか、組織検査まで終えて診断した段階なのかで、その言葉の意味も変わります。検査の説明書には、傷の名前と確定した病名が別々に記される場合もあります。
食道はのどから胃へ続く管で、胃は食べ物をためる臓器です。食道潰瘍と胃潰瘍は、どちらも胃カメラで観察する対象ですが、傷のできる場所も原因の組み合わせも同じではありません。胃の検査を受けたつもりでも、結果に食道の所見が含まれるのはこのためです。
胃の病気で使う治療を、そのまま食道の傷に当てはめることはできません。胃酸を抑える薬が共通して使われる場面でも、原因薬の調整や感染の確認が必要な方がいます。傷の場所と原因を確認してから治療を選ぶ、という順序が基本です。[1][3]
胃の内容物が食道へ戻ることで粘膜が傷つく病気が、逆流性食道炎です。炎症が強い場合には、びらんや潰瘍を伴います。胃に近い食道の下部に病変がみられる傾向があり、胸やけや酸っぱい液が上がる感じが手がかりになります。[1][4]
ただ、胸やけの強さと粘膜の傷の程度は同じではありません。つらい胸やけがあっても潰瘍が見つからない方がいる一方、症状だけでは傷の広がりを把握しにくい方もいます。痛みが軽いから浅い傷だと決めることはできません。
食後すぐ横になると症状が出る、夜間に酸っぱいものが上がる、といった経過は診断の参考になります。しかし、飲み込みにくさや体重減少を伴うときは、逆流だけを想定して市販薬を使い続ける段階ではありません。内視鏡で別の原因も確認する必要があります。[4]
錠剤やカプセルが食道にとどまり、そこで溶けると、粘膜を傷つける原因になります。薬剤性食道炎と呼ばれ、抗菌薬、非ステロイド性抗炎症薬などが原因となった報告があります。薬を服用するすべての方に生じるものではなく、薬の性質と通りやすさの両方が関係します。[3]
少ない水で飲む、横になった姿勢で飲む、服用後すぐ寝るといった状況は、薬が食道に残る手がかりです。抗菌薬の服用中に、急な飲み込み時の痛みや胸の奥の灼ける感じを生じた症例も報告されています。若い方でも、服薬後の痛みを年齢だけで軽く扱うことはできません。[5]
処方薬だけでなく、市販薬やサプリメントも問診の対象です。いつから使い、どのくらいの水で、どの姿勢で飲んだかが役立ちます。薬を飲んだ直後に始まった症状は、薬名と一緒に医師へ伝えてください。原因が疑われる薬を続けるか、変更するかは処方医と確認が必要です。
薬剤性と考える根拠は、単に服薬していたという事実だけではありません。内視鏡の位置や形、症状が始まった時期、ほかの病気の可能性を合わせて判断します。長く服用している薬についても、最近飲み方が変わったか、飲み込みにくさが先にあったかが診察の手がかりです。[3]
単純ヘルペスウイルスやサイトメガロウイルスなどの感染で食道に潰瘍ができる場合もあります。免疫を抑える治療を受けている方などでは、感染を考慮した検査が必要です。飲み込むときの痛みだけでは、逆流や薬剤性との区別はできません。[6]
ウイルスの種類によって治療が変わるため、内視鏡の見た目に加えて病理検査などを組み合わせます。食道に白い部分があるという情報だけで、感染と決めることもできません。感染以外の潰瘍でも、傷の表面に白っぽい付着物が見られます。
ほかに、炎症性の病気や治療に伴う粘膜の傷害なども原因の候補です。原因を検討する際には、食道だけでなく持病や過去の処置も確認します。胸部への治療歴、免疫を抑える薬の使用、以前の内視鏡結果は、現在の症状と一見関係がなさそうでも役立つ情報です。[2]
食べ物や水を飲み込んだときに胸の奥が痛む症状を、嚥下時痛と呼びます。食道潰瘍のある方では、食べ物が傷のある場所を通る際に痛みを感じる場合があります。のどの入口の痛みなのか、飲み込んだあと胸の中央が痛むのかを分けて伝えると、診察の参考になります。[3][5]
一方、嚥下困難は、食べ物がつかえる、途中で止まる感じがするなどの症状です。痛みが強くて食べられない場合と、痛くなくても通りにくい場合は別です。食道が狭くなる病気や、食道の動きの異常などもあるため、潰瘍だけに原因を絞れません。[4]
固形物だけがつかえるのか、水分も通りにくいのか、急に始まったのか、徐々に悪くなったのかは判断材料になります。食べ物が完全につまった感じが続き、唾液さえ飲み込めないときは緊急性があります。無理に水や食べ物で押し流さず、救急受診してください。
食道の病変では、胸骨の裏の痛みや灼けるような感覚を生じる方もいます。ただし、胸のどこが痛むかだけで、食道・心臓・肺などの病気を区別することはできません。強い圧迫感、冷汗、息苦しさを伴う痛みは、食道潰瘍と自己判断しないでください。
潰瘍から出血すると、吐いたものに血が混じったり、便が黒いタール状になったりする場合があります。出血源は食道だけでなく胃や十二指腸の可能性もあり、色だけで場所を特定できません。食道潰瘍の臨床研究では、出血のほか、食道の狭窄や穿孔も合併症として報告されています。[1][2]
食事量が減ったときは、食欲がないためか、痛みを避けているためかも区別が必要です。体重が落ちる、尿が少なくなる、立つとふらつくなどの変化を伴えば、栄養や水分の不足も心配です。食べられない状態を、潰瘍がある間は仕方がないと受け止める必要はありません。
胃カメラでは、食道の上部・中部・下部のどこに傷があるか、単発か複数か、細長いか丸いか、周囲に炎症が広がっているかを確認します。傷の底に白っぽい付着物があり、その周りが赤く見える病変もあります。出血や通り道の狭さも観察する項目です。[1][3]
食道に潰瘍があるという情報に、こうした所見を重ねて原因を考えます。胃に近い部分に続く傷は逆流を考える手がかりで、食道の中ほどに限られた潰瘍は薬剤性を考える材料になります。ただし位置には例外があり、場所だけで診断は確定しません。
写真は食道の一場面を切り取ったものです。実際の検査では、食道の長さに沿って粘膜を観察し、ほかの場所にも傷がないか、胃との境目がどうなっているかを確認します。受け取った写真の一枚だけを見て、傷が浅い、良性であると判断するのは難しいことです。
原因ごとにみられる傾向と、その限界は次のとおりです。いずれも、患者さん自身が画像から病名を選ぶための基準ではありません。
| 原因の候補 | 内視鏡でみられる傾向 | 見た目に加えて必要な情報 |
|---|---|---|
| 胃酸の逆流 | 食道下部を中心とした傷、周囲の炎症 | 逆流症状と病変の広がり |
| 薬剤性 | 食道中部の潰瘍、向かい合う粘膜の傷など | 服薬歴、水の量、姿勢、発症時期 |
| ウイルス感染 | 小さな複数の潰瘍や、縦に長い潰瘍など | 免疫状態、組織検査などによる病原体の確認 |
| 腫瘍の可能性がある病変 | 粘膜の不整や隆起・陥凹、色の変化など | 生検による病理診断と病変全体の評価 |
形が似ていても原因が異なる病変があり、形が典型的でなくても特定の病気を否定できるとは限りません。薬剤性の内視鏡研究やウイルス性食道炎の研究でも、見た目と病歴・病理所見を合わせた評価が行われています。[3][6]
潰瘍の表面を覆う白っぽいものは、白苔と表現されます。写真に白い部分が見えるだけでは、細菌感染による膿なのか、傷の表面の付着物なのかを患者さん自身で区別できません。抗菌薬が必要かどうかも、白さだけでは決められない判断です。
医師から結果を聞く際は、白い部分が何を表しているか、食道のどの位置にあるか、生検の結果を待つ必要があるかを確認すると理解しやすくなります。画像上の印象と確定診断を分けて受け取ることで、検査当日の説明と後日の説明の違いも把握できます。
生検は、病変から小さな組織を採り、顕微鏡で調べるための検査です。がん細胞の有無だけでなく、炎症や感染を判断する材料にもなります。採る場所や検査の方法は、何を疑うかによって変わるため、生検をしたという事実だけでがんが強く疑われているとは限りません。[6][7]
内視鏡で観察した内容は検査当日に説明できますが、採った組織の評価には別の工程が必要です。画像では原因の候補まで、生検で診断を確かめる、という順になる場合もあります。結果を聞く予定がある方は、痛みが軽くなっても病理結果を確認してください。
食道潰瘍には、逆流や薬剤など、がん以外の原因があります。一方、食道がんにも表面が傷ついてくぼんだ病変があるため、潰瘍のように見える部分を調べる必要があります。がんとの区別では、粘膜の色、凹凸、広がりを観察し、必要に応じて生検で確認します。[1][7]
食道潰瘍があることと、その潰瘍が将来がんになることは同じ意味ではありません。今ある病変の診断と、長期的ながんの危険性は別の問題です。潰瘍と伝えられた時点で、がんへ進む前段階だと受け止める必要はありません。
逆に、痛みがあるから炎症だけ、若いからがんではない、という判断もできません。がんへの不安が強いときほど、画像の説明で何が分かっていて、何が病理結果待ちなのかを確認することが役立ちます。
胃酸を抑える薬で痛みが和らいでも、その反応だけで病変の性質は確定しません。初回の観察や採取した組織だけでは診断がつかない場合、治療後に内視鏡や生検を追加する判断があります。再検査の目的は、傷の回復と原因の確認です。[2][4]
再検査を勧められたら、潰瘍の残り方を見るのか、狭窄を確認するのか、診断を確かめるのかによって、予定の意味が異なります。病理結果でがんが見つからなかった場合も、その結果と内視鏡の見え方が合っているかを医師が判断します。説明された経過観察の予定は、症状だけで中断しないでください。
逆流が原因なら、胃酸分泌を抑える薬を中心に治療を検討します。代表的な種類にプロトンポンプ阻害薬があります。薬の選択や継続期間は、症状だけでなく、内視鏡で見た傷の程度や再発のしやすさを踏まえて決めるものです。[4]
薬剤性の場合は、原因と考えられる薬の中止・変更が可能かを処方医が判断し、必要に応じて胃酸を抑える薬や粘膜を保護する薬を使います。元の病気の治療を続ける必要があるため、食道の傷への対応と処方の調整を一緒に考えます。[3][5]
感染性の場合には、病原体に応じた治療が必要です。胃酸を抑える薬だけでは対応できない原因がある、という点が逆流性との違いです。症状が続くときに薬の量だけを増やすのではなく、診断や服薬状況を見直す判断につながります。[6]
市販の胃薬で一時的に楽になっても、食道に潰瘍があるかどうかは分かりません。飲み込みにくい、体重が減る、出血が疑われる場合は、症状を抑えることだけを目標にしない段階です。すでに処方を受けている方も、同じ種類の薬を重ねる前に確認が必要です。
痛み止めの一部は食道の傷害に関係するため、胸の痛みに対して自己判断で追加するのは避けてください。服薬がつらい場合には、錠剤を砕いてよいかも薬によって違います。別の剤形へ変更できるかを含め、医師や薬剤師への相談が必要です。[3]
薬が原因か不明なまま、普段の処方をすべて止めるのも適切ではありません。特に血栓を防ぐ薬などは、中断による別の危険があります。生検を予定している場合も、自分で休薬せず、内視鏡を行う医師と処方医の指示を確認してください。[8]
症状が和らぐ時期と、粘膜の傷が回復する時期は一致するとは限りません。原因薬への対応で比較的早く痛みが軽くなる方もいますが、傷が深い場合や原因が続いている場合には経過が異なります。一つの症例の回復日数を、自分の治療の期限として当てはめることはできません。[2][5]
回復の確認では、痛みの強さに加えて、食事と水分が取れるか、つかえが残るか、体重が保たれているかを見ます。医師から示された見直しの時点より前でも、水分が取れなくなった、出血したなどの変化は連絡が必要です。
入院が必要かどうかも、食道潰瘍という名前だけでは決まりません。出血、脱水、食事が取れない状態、穿孔の疑いなどがある場合には、全身状態に応じた治療が必要です。落ち着いている方の外来治療と、緊急処置を要する方の対応は異なります。[1][2]
飲み込める状態なら、熱すぎない、やわらかく湿り気のある食事を少量ずつ試す方法があります。おかゆ、やわらかいうどん、豆腐などは選択肢です。ただし、特定の食材が食道潰瘍を改善させるという意味ではなく、痛む間に栄養を取りやすくする工夫です。
辛いもの、酸味の強いもの、アルコールなどで痛みや胸やけが強くなる方は、その食品を控える判断になります。刺激を感じる食品には個人差があり、一律に多くの食品を禁止すると食事量が減りすぎるおそれもあります。何を避けたかだけでなく、何なら食べられたかが診察に役立ちます。
水分まで通りにくいときは、食事の形を変えて自宅で様子を見る状況ではありません。食べられない状態が続く方は、栄養や水分をどう補うかも含め、早めに受診してください。飲食を控える指示がある場合は、その指示に従う必要があります。
逆流が関係する方では、就寝直前の食事を避ける、食後すぐ横にならないなど、食事と姿勢の調整が治療の補助になります。夜間の逆流がある方には、上半身を高くする工夫を検討します。生活の見直しだけで粘膜の傷を判断することはできず、薬や検査と組み合わせる対応です。[4]
飲み薬は、薬ごとに示された水分量や姿勢の指示を守ることが基本です。少量の水で無理に流し込むことや、寝た姿勢で飲む習慣は見直す対象になります。水分制限がある方や、もともと飲み込みにくい方は、一般的な飲み方をそのまま当てはめず個別の確認が必要です。[3][5]
以前より薬がつかえるようになった場合、飲み方だけの問題と決めつけないことも大切です。食道の通り道に変化がないかを調べる理由になります。症状が始まる前と後で飲み方が変わったかを記録すると、傷ができた背景を考える助けになります。
血を吐く、タール状の黒い便とふらつきがある、突然の激しい胸痛や息苦しさ、唾液も飲み込めない状態では、救急受診してください。意識が遠のく、冷汗が強い、立てないなどの症状があれば救急要請が必要です。食道潰瘍の診断を受けた方でも、胸痛の原因を食道だけと考えないことが重要です。
緊急のサインがない場合は、次の3区分を目安にできます。様子を見てよい条件は限られており、潰瘍を疑う症状が続く方の受診を延ばすための表ではありません。
| 区分 | 症状・状況 | 対応の目安 |
|---|---|---|
| 早めに受診 | 飲み込むたびに痛む、食事量が減る、つかえが悪化する、体重減少、黒い便、発熱を伴う嚥下時痛 | 早めに医療機関へ相談してください。黒い便や水分が取れない状態は当日の受診が必要 |
| 近いうちに相談 | 胸やけや軽いつかえを繰り返す、薬を使っても症状が残る、検査で潰瘍を指摘されたまま説明を受けていない | 消化器内科で経過と検査の必要性を確認してください |
| 様子を見てよい目安 | 一度だけの軽い胸やけが消え、飲み込む痛み・つかえ・出血がなく普段どおり飲食できる。または医師の診断後、指示どおり改善している | 変化を観察し、再発・持続・悪化があれば相談してください。指示された再診は継続 |
免疫を抑える治療中の方に新たな飲み込み時の痛みが出た場合は、軽くても治療担当医へ早めに連絡してください。検査結果の説明待ちでも、症状が悪くなれば予定の前倒しが必要です。痛みを点数だけで評価せず、飲食が保てているかも判断に含めます。
診察では、症状の始まり方と服薬の経過を確認します。記憶だけでは曖昧になりやすいため、次の情報を短くメモしておくと、診断に必要な話を伝えやすくなります。
胃カメラが決まったら、飲食と内服薬について検査施設の指示を確認してください。抗血栓薬、糖尿病の薬、過去の麻酔や薬へのアレルギーは事前確認が必要です。潰瘍が疑われるための検査でも、日常の薬を一律に中止するわけではありません。[8][9]
検査への不安が強い方は、以前苦しかった場面や鎮静剤で困った経験も相談の材料になります。受け方の違いは、胃カメラが苦しい原因と楽に受ける工夫|嘔吐反射・鎮静剤の吐き気で確認できます。症状が続く場合には、不安を抱えたまま検査を延期する前に受け方を相談してください。
横浜駅前ながしまクリニックの消化器内科では、食道・胃・十二指腸などの病気を診療しています。胃カメラでは食道の粘膜も観察し、必要に応じて組織の一部を採って調べます。口から・鼻からの検査に対応し、鎮静剤を使用した検査も選択肢です。
検査後は撮影した画像を用いて結果をご説明します。組織検査を行った場合は、後日のご来院時に対面で結果をご説明します。症状の相談は消化器内科、検査の案内は横浜の胃カメラをご覧ください。内視鏡検査の全体案内は、横浜の内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)|料金・当日対応に掲載しています。
内視鏡の所見や経過に応じて、生検が必要かを判断します。潰瘍のすべてががんという意味ではありませんが、粘膜の状態だけでは区別が難しい病変もあります。すでに生検を受けた方は、画像の説明だけでなく病理結果の確認も必要です。
原因薬が疑われる場合は、次の服用前に処方医や薬剤師へ相談してください。薬の中止・変更の可否は、処方された目的によって異なります。唾液や水も通らない状態なら、薬の相談だけを待たず救急での評価が必要です。
再検査の必要性は、潰瘍の原因、初回の所見、生検結果などで変わります。症状の軽快だけでは、粘膜の回復や診断の確認が終わったとは判断できません。再検査を勧められた場合は、何を確認する予定なのかを診察時に聞くと、その必要性を理解しやすくなります。
白っぽい付着物は、潰瘍の表面にも見られます。色だけでがんや感染を判断することはできず、病変の形、位置、周りの粘膜、組織の検査を合わせて評価します。写真を保管し、検査結果の説明と一緒に確認することが役立ちます。
食事の形は、痛みや通りやすさ、医師からの指示に応じて調整します。全員が長期間おかゆだけを続けるわけではありません。食べられる種類や量が増えているかを見ながら戻す一方、食事量が減り続ける場合は再評価が必要です。
[1] Higuchi D, et al. 食道潰瘍の原因・治療・転帰を検討した臨床研究(2003).
[2] Cohen DL, et al. 食道潰瘍の臨床像・原因・治療経過に関する研究(2021).
[3] Kim SH, et al. 薬剤性食道炎の臨床・内視鏡所見に関する研究(2014).
[4] Katz PO, et al. 米国消化器病学会(ACG)胃食道逆流症の診断・治療ガイドライン(2022). PubMed掲載ガイドライン
[5] Al-Mofarreh MA, Al Mofleh IA. ドキシサイクリン服用に伴う食道潰瘍の臨床研究(2003). PubMed掲載論文
[6] Jung KH, et al. 単純ヘルペスウイルスとサイトメガロウイルスによる食道炎の内視鏡所見を比較した研究(2019). PubMed掲載論文
[7] 国立がん研究センター がん情報サービス. 食道がんの検査
[8] 日本消化器内視鏡学会. 抗血栓薬を服用している方の内視鏡検査について
[9] 日本消化器内視鏡学会. 胃内視鏡検査の受け方について
更新日 2026-10-23
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