
アニサキス
アニサキス
アニサキスは、魚介類に寄生する寄生虫(線虫)の一種で、生魚や未加熱の海産物を摂取することで人間に感染します。アニサキスによる感染症は「アニサキス症」と呼ばれ、感染すると、アニサキスが胃壁や腸壁に侵入し、激しい腹痛、吐き気、嘔吐を引き起こします。症状は通常、食後数時間から数日以内に現れます。アニサキス感染を予防するためには、魚介類を十分に加熱するか、冷凍処理することが重要です。
アニサキスは、主に生魚や未加熱の海産物に寄生する寄生虫です。アニサキスの幼虫が魚の内臓や筋肉に含まれ、これを人間が食べることで感染が成立します。感染源としてはサバ、サンマ、アジ、イワシなどの青魚やイカなどが挙げられ、生食や不十分な加熱によってアニサキスが体内に入ることが原因です。
アニサキスに感染すると下記のような症状が現れます。
アニサキスによる症状は、通常、感染後数時間から数日以内に現れます。特に胃に寄生した場合は、食後1~8時間程度で激しい痛みを感じることが多いです。一方、腸に寄生した場合は、1~2日後に症状が出ることがあります。
※これらの魚はアニサキスのリスクが低いとされていますが、完全に安全とは限らないので、しっかり調理を行うことが重要です。
アニサキスの予防には、魚介類を十分に加熱することが最も効果的です。まず、新鮮な魚を購入することです。魚が鮮度を失うとアニサキスが内臓から筋肉に移動するためです。適切な保存方法を守ることが感染リスクを減らすには重要なポイントです。特に刺身や寿司など生で食べる際は、冷凍処理を行うことが推奨されます。-20℃以下で24時間以上の冷凍がアニサキスを死滅させることから、冷凍済みの魚を選ぶことも有効です。生魚を食べる際は、信頼できる店で購入することも大切です。またアニサキスは目視で確認することができるため、食べる前、調理前に確認することも重要です。
アニサキス感染症の治療は、主に症状に応じた対処法です。アニサキスが消化管内に侵入した場合は、内視鏡を使って虫体を取り除くことが最も迅速的で、効果的です。アニサキスはアレルギー反応も起こします。生きた虫体を食べても、アニサキスの死骸を食べても起こることがあります。軽度の症状の場合は、抗アレルギー薬や鎮痛剤どの薬物療法で痛みやアレルギー反応を和らげることが出来ます。しかし、症状が重い場合や内視鏡で取り除けない場合は、外科的手術が必要となることもありますので、感染の早期発見が重要です。
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