胃痛について

このようなお悩みはありませんか？

• 急なみぞおちの痛み
• 吐き気や胸やけ
• 食後のムカムカ、重い感じ
• 空腹時や夜間の胃痛
• 胃もたれ
• ストレスが溜まると悪化する胃痛
• 黒い便を伴う激痛

胃痛の原因

胃痛の原因は多岐にわたりますが、主に以下のような要因が挙げられます。

胃痛を引き起こす主な疾患

• 急性胃炎
• 慢性胃炎、ヘリコバクター・ピロリ菌感染
• 逆流性食道炎
• 機能性ディスペプシア
• 過敏性腸症候群
• 胃潰瘍
• 十二指腸潰瘍
• アニサキス症
• 急性胆嚢炎、総胆管結石
• 胃がん
• 急性虫垂炎の初期
• 食道がん
• 膵がん
• 胆嚢がん
• 肝臓がん
• 胆管がん

胃痛とストレスは関係がある？

ストレスは胃痛の大きな原因の一つです。過剰なストレスがかかると、自律神経のバランスが崩れ、胃の働きに悪影響を及ぼします。これにより、胃の蠕動運動の低下や胃酸の分泌が増加、胃粘膜の脆弱化などが引き起こされ、胃痛や胃もたれが生じることがあります。
また、ストレスは「機能性ディスペプシア」や「過敏性腸症候群」など、胃腸の不調を引き起こす要因となることも知られています。日常生活でストレスを軽減することが、胃痛の予防や改善に役立ちます。

胃痛に行う検査内容

胃カメラ検査

胃痛が続く場合、まず行う検査として胃カメラ検査（上部内視鏡）が有効です。食道、胃、十二指腸を直接観察し、炎症、胃炎、潰瘍、逆流性食道炎などの有無を診断します。当院では痛みを最小限に抑えるため、鎮静剤・鎮痛剤を使用して検査を行うことが出来ます。通常は5〜10分ほどで検査は終了します。検査後は30分〜1時間程の休息が必要ですが、比較的負担が少なく検査を行うことが出来ます。

腹部超音波（エコー）検査

胃痛に伴う腹部超音波（エコー）検査は、腹部の内部を非侵襲的に観察できる検査方法です。超音波にて、肝臓、胆嚢、膵臓、胃腸の状態などの臓器の状態をリアルタイムで確認します。胃痛の原因が胆石や膵炎、肝臓疾患などによる場合、この検査で異常を発見できることもあります。