生活習慣病外来
生活習慣病外来

当院の生活習慣病外来では、糖尿病・高血圧・脂質異常症(高コレステロール血症・高中性脂肪血症)などの生活習慣病を中心に診療を行っています。
「まだ自覚症状はないけれど、健診(健康診断)で異常を指摘された」「最近体重が増えてきて、将来の病気が心配」といった40〜60代の方のご相談がとても多い分野です。
生活習慣病の怖い点は、初期には自覚症状がほとんどないことです。症状がないために、たとえ健康診断で異常な数値を指摘されても受診を先延ばしにしてしまうケースが少なくありません。しかしその間にも病気は密かに進行し、動脈硬化などを通じて脳や心臓、血管にダメージを蓄積させます。その結果、ある日突然に狭心症・心筋梗塞や脳卒中など命に関わる重大な疾患を引き起こすことがあり、こうした無症状のまま進行する生活習慣病は「サイレントキラー」とも呼ばれています。重篤な合併症を防ぐためにも、早い段階から生活習慣を見直し予防に努めることが大切です。
当院では、単に数値だけを見るのではなく、
・お仕事やご家庭の状況
・これまでの生活習慣
・ご心配されていること
を丁寧にお伺いし、無理なく続けられる治療計画を一緒に考えていきます。
一つでも当てはまる方は、お早めにご相談いただくことをおすすめします。
糖尿病は、インスリンというホルモンの働きが不足することで血糖値が慢性的に高くなる病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどなく、健康診断で偶然見つかることも少なくありません。
主に次のような検査値で評価します。
血糖値の高い状態が続くと、次のような合併症のリスクが高まります。
これらは一度進行すると元に戻すことが難しく、早い段階での治療開始がとても重要です。
当院では、検査結果と生活背景を踏まえて、以下のような治療を組み合わせていきます。
「いきなり強い薬を使う」のではなく、できる限り生活習慣の改善を重視しながら、必要十分な薬物療法を検討していくスタイルを心がけています。
高血圧は、動脈の中の血圧が慢性的に高い状態を指します。一般的な目安は以下の通りです。
自覚症状がないまま進行することも多く、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれることもあります。
これらを予防するためには、家庭での血圧測定と、長期的な血圧管理が大切です。
治療の基本は
などの生活習慣の見直しです。
そのうえで、必要に応じて血圧を下げるお薬を組み合わせて使用します。
ご年齢・他の持病・現在の血圧値を総合的に判断し、過度に下げすぎない安全なコントロールを目指します。
ご自宅での血圧手帳や測定アプリの記録も拝見しながら、一緒に「ちょうどよい血圧」を探っていきます。
脂質異常症は、
といった状態を指します。
ほとんどの場合、痛みや自覚症状はありませんが、時間をかけて少しずつ動脈硬化を進行させ、
などの発症リスクを高めます。
健診では、LDL(悪玉)コレステロールの上昇、中性脂肪の高値を指摘される方が多く見られます。
数値だけを見るのではなく、年齢・性別・喫煙歴・血圧・血糖値などを総合的に評価し、「将来の心血管イベントのリスク」を考えた治療方針をご提案します。
生活習慣病の治療において、食事や生活習慣の見直しは最も重要なポイントです。しかし、
といった理由から、なかなか一歩を踏み出せない方も多くいらっしゃいます。
当院では、そのような方にも安心してご相談いただけるよう、オンラインによる栄養指導を行っています。
「厳しい食事制限を指導されるのでは…」と不安に思われる方もいらっしゃいますが、当院では無理のない範囲で続けられる“現実的な工夫”を一緒に考えていくスタイルです。安心してご相談ください。
問診
現在の症状や過去の病歴などをお伺いします。事前にご自宅でWEB問診に答えていただけますと、当日の時間短縮になります。
診察
健康診断等の結果をお持ちの場合は受診時に医師にご提示ください。当日採血や超音波検査の施行も可能です。
不安なこと、聞きたいことなどがございましたら遠慮なく、当日ご相談ください。
生活習慣病は、「今すぐ症状が出ないから大丈夫」ではなく、「今から向き合うことで将来の病気を防ぐことができる」病気です。
「どこまで受診したらいいのか分からない」「まだ病気と言えるほどではない気がする」という段階でも構いません。
気になる健診結果や、ご自身の生活習慣について、不安な点があれば一度ご相談ください。
当院の生活習慣病外来では、無理なく続けられる治療と予防を一緒に考え、長く健康で過ごしていただけるようサポートいたします。
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