子宮体癌
子宮体癌

子宮体癌は、子宮の奥にある子宮体部の内膜(子宮内膜)にできる癌です。子宮内膜癌とも呼ばれています。
国内では毎年約18,000人の女性が子宮体癌にかかり、約2,500人の方が亡くなっています。婦人科の癌で最も多いのが子宮体癌で、今も年々増加しています。
子宮は、入口部分の「子宮頸部」とその奥の「子宮体部」に分けられます。子宮頸癌が子宮の入口にできるのに対し、子宮体癌は子宮の奥の内膜にできます。原因、診断法、治療法が全く異なる別の病気です。
子宮体癌は閉経前後の40代後半から増加し、50~60代にピークを迎えます。近年では40代の若い世代でも増加傾向にあります。

子宮体癌の発生には、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が深く関わっています。エストロゲンには子宮内膜を厚くする働きがあり、長期的・継続的に刺激されると、子宮内膜増殖症という前段階を経て、子宮体癌が発生すると考えられています。

以下の項目に当てはまる方は注意が必要です
子宮体癌で最も多い症状は、不正な性器出血(異常子宮出血)です。約90%の患者さんに見られます。
次のような症状があったら受診を
進行すると現れる症状

広がりを調べる検査(がんと診断された場合)
以下が進行期分類になります。

子宮体癌は、比較的早い段階で不正出血などの症状が出ることが多いため、早期発見のチャンスがあります。
検診を受けるべき方
「これくらい大丈夫」と思わず、少量の出血や褐色のおりものでも、気になる症状があればお気軽にご相談ください。
子宮体癌の検査は外来で行うことができ、特別な準備は必要ありません。超音波や細胞・組織の検査が、比較的簡単に受けられます。
不正出血やおりものの異常など、気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
発生する場所が全く異なります。
・子宮体癌:子宮の奥(子宮体部)の内膜にできる癌
・子宮頸癌:子宮の入口(子宮頸部)にできる癌
原因も診断方法も治療法も異なる、別の病気です。子宮体癌は閉経前後の50~60代に多く、エストロゲン(女性ホルモン)が関係しています。
最も重要な症状は「不正出血」です。
以下のような症状があれば、すぐに受診してください:
・月経時以外の出血
・閉経後の出血(たとえ少量でも必ず受診を)
・褐色や黄色のおりもの
・水っぽいおりもの
子宮体癌の約90%の患者さんに不正出血が見られます。早期発見できれば治癒率は非常に高い癌ですので、症状があれば迷わず受診してください。
個人差がありますが、多くの方は我慢できる程度です。
当院では以下の検査を行います:
・経腟超音波検査:ほとんど痛みはありません
・子宮内膜細胞診:軽い不快感や軽度の痛み
・子宮内膜組織診:やや痛みを感じることがあります
検査時間は数分程度で、外来で行えます。特別な準備は必要ありませんが、検査後に少量の出血がある場合がありますので、生理用ナプキンをご持参いただくと安心です。
早期発見できれば、治癒率は非常に高い癌です。
・Ⅰ期(癌が子宮にとどまっている):90%以上
・Ⅱ期(子宮頸部まで浸潤):80%前後
子宮にとどまっている段階で発見できれば、80%以上の方が治癒します。そのため、不正出血などの症状があれば、「これくらい大丈夫」と思わずに早めに受診することが最も重要です。
当院では検診・精密検査まで対応しており、手術が必要な場合は連携している総合病院や専門医療機関をご紹介いたします。
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