2025年5月14日
過敏性腸症候群(IBS)とはどんな病気?
腹痛や下痢・便秘などお腹の不調が続き、心配になっていませんか? 過敏性腸症候群(IBS)とは、腸の機能に異常が生じて腹痛や便通異常(下痢・便秘)が慢性的に起こる病気です。腸に炎症や潰瘍など明らかな異常がないのに症状が続くのが特徴で、ストレスが引き金となりやすい病気です。実は珍しい病気ではなく、日本人の約10人に1人が経験するといわれており、特に20〜50代に多くみられますが、適切な治療や生活改善によって症状の改善が可能です。
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このようなお腹の症状で悩んでいませんか?
・繰り返す腹痛や腹部の不快感がある
・下痢や便秘を繰り返す
・排便すると腹痛が和らぐ
・ガスが溜まり、お腹が張る
・ストレス時や食後に症状が悪化する
過敏性腸症候群では以上のような症状がみられます。日常生活に支障をきたすこともありますが、命に関わる深刻な病気ではありませんので過度に心配しすぎないでください。ただし、つらい症状を我慢せずにきちんと対処することが大切です。
過敏性腸症候群の原因とは?なぜ起こるのか
過敏性腸症候群の明確な原因はまだ解明されていません。しかし、ストレスや緊張による自律神経の乱れで腸の働きが過敏になることが主な要因と考えられています。ストレスがかかるとお腹が痛くなったり下痢してしまう経験は誰にでもありますが、過敏性腸症候群の方はこの反応が過剰に現れて腹痛や便通異常につながります。また、睡眠不足や不規則な生活、暴飲暴食など生活習慣の乱れも症状悪化の一因です。
自分は過敏性腸症候群?放置せず専門医での検査を
症状だけで過敏性腸症候群と断定することはできません。それは、似た症状を起こす別の病気が隠れている可能性があるためです。例えば炎症性腸疾患や大腸ポリープ・大腸がんでも腹痛や下痢・便秘が起こり得ます。これらの病気がないことを確認して初めて過敏性腸症候群と診断できます。そのため、腹痛や便通異常が長引く場合は早めに消化器内科を受診して原因を調べることが重要です。なお、便に血が混じる、発熱や体重減少を伴う場合は過敏性腸症候群以外の重篤な病気の可能性もあるため、早急に受診してください。
過敏性腸症候群の検査方法:胃カメラ・大腸カメラによる除外診断
過敏性腸症候群の診断には、他の疾患を除外するための検査が欠かせません。まず血液検査や便検査で炎症や感染症の有無を調べます。そして最も重要なのが、胃カメラ・大腸カメラによる内視鏡検査です。内視鏡検査では胃や大腸の中を直接観察し、潰瘍・ポリープ・がんなどの異常や炎症がないか詳しく調べます。こうした検査で異常がなければ、過敏性腸症候群と診断されます。
横浜で過敏性腸症候群の検査・治療なら当院へ
検査に対して不安を感じるかもしれません。しかし、原因不明の腹痛や下痢・便秘に長く悩むより、専門医による検査で安心することが大切です。横浜駅前ながしまクリニックでは、苦痛の少ない内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を実施しています。院長は消化器内視鏡の専門医で、1万件以上の内視鏡検査実績があります。胃カメラと大腸カメラを同日に受けることも可能で、一度の来院で消化管全体を徹底的に調べられます。当院は横浜駅西口から徒歩3分とアクセス良好です。横浜周辺で過敏性腸症候群が心配な方は、お気軽にご相談ください。
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