インフルエンザワクチン接種|横浜市横浜駅前の消化器内科・婦人科・内科|横浜駅前ながしまクリニック

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インフルエンザワクチン接種

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インフルエンザワクチン接種を開始しました!

横浜駅前ながしまクリニックでは10月1日より、インフルエンザ予防接種の受付を開始しました。
当院では、厚生労働省および国立感染症研究所が推奨する2025~2026年シーズンのワクチン株を使用しております。まだ接種がお済みでない方は、ぜひこの機会にご来院ください。

2025~2026年シーズン インフルエンザHAワクチン株

  • A/Victoria(ビクトリア)/4897/2022(IVR−238)(H1N1)
  • A/Perth(パース)/722/2024(IVR−262)(H3N2)
  • B/Austria(オーストリア)/1359417/2021(BVR−26)(ビクトリア系統)

参照:
京都府医師会「令和7年度インフルエンザHA ワクチン製造株の決定について」

インフルエンザワクチン接種の案内
  • ※通常診察と同日に接種することも可能です。来院時に受付スタッフないし医師にお伝えください。
  • ※横浜市の助成を利用し接種を行う場合は、診察と同日の接種はできません。改めて別日での予約をお願いします。
  • ※インフルエンザワクチン接種のみLINE、WEB予約を利用できます。他のワクチンに関しては電話でのご予約となりますのでご注意ください。

接種後の注意点

  • 予防接種後24時間ほどは、副反応があらわれることがあります。
  • 特に接種後30分以内は注意して様子を見ていただき、体調の変化や気になる症状があれば、すぐに当院までご連絡ください。
  • 接種部位は清潔に保つようにしてください。
  • 入浴は当日から可能です。
  • 接種当日は激しい運動は控えてください。
  • 注射部位が赤く腫れたり、しこりのように硬くなることがあります。まれに発熱や頭痛などが起こることもありますが、多くは数日以内に自然に治まります。

インフルエンザとは

A型インフルエンザウイルスの電子顕微鏡写真

インフルエンザは、例年11月下旬から12月ごろに流行が始まり、翌年1月〜3月にかけてピークを迎えます。
感染すると、38℃以上の高熱や頭痛・関節痛・強い倦怠感などの症状が急にあらわれるのが特徴です。風邪に比べて症状が重く、回復までに時間がかかることもあります。
また、感染力が非常に強いため、家庭内や学校、職場などで周囲の人へ広がってしまうことも少なくありません。
特にお子さまが感染した場合は、学校保健安全法に基づき、
「発症後5日が経過し、かつ解熱後2日が経過するまで」は出席停止となります。
重症化の予防や感染拡大を防ぐためにも、流行前のワクチン接種をおすすめします。

鳥取県感染症情報センターHPより参照
https://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/kansen/inf/05_06/flu_rna.htm

今年のインフルエンザの流行について

今シーズン(2025〜2026年)は、例年よりも早い時期からインフルエンザが流行し始める可能性があると報告されています。すでに一部の地域では散発的な感染が見られており、今後の動向に注意が必要です。

特に今年は、A型(H1N1・H3N2)の感染が中心になると予測されており、冬から春先にかけてはB型(ビクトリア系統)の増加も見込まれています。A型は症状が重く出やすく、流行が広がりやすい特徴があるため、十分な対策が重要です。

ワクチンについて

日本では今シーズンから、3価ワクチン(A型2株+B型1株)が導入されています。主な製造株は以下の通りです:

  • A/Victoria/4897/2022(IVR−238)(H1N1)
  • A/Perth/722/2024(IVR−262)(H3N2)
  • B/Austria/1359417/2021(BVR−26)(ビクトリア系統)

これらは、今季の流行が予測されるウイルス株に基づいて選定されたものです。

インフルエンザ予防接種 Q&A

予防接種を受けるとどんな効果がありますか?

実は、インフルエンザワクチンには「感染そのものを完全に防ぐ効果」はあまり期待できません。しかし、重症化を防ぐ効果があることが知られています。インフルエンザは、肺炎や脳症などの重い合併症を引き起こすことがあり、特に高齢者・小児・持病のある方は注意が必要です。こうした重篤な症状のリスクを減らすために、予防接種はとても有効です。

予防接種はいつまでに受けるとよいですか?

インフルエンザは例年1月〜3月にかけて流行のピークを迎えます。ワクチンは接種後およそ2週間で効果が出始め、約5ヶ月間持続するといわれていますので、12月中旬までに接種を終えておくことが望ましいです。特に効果を十分に発揮させるためには、10月中旬〜11月中旬の早めの接種がおすすめです。

ワクチンの対象年齢はありますか?

当院では、15歳以上の方を対象にワクチン接種を行っています。

ワクチンは複数回打っても大丈夫ですか?

基本的に13歳以上の方は1回接種で十分です。2回接種しても効果に大きな差はありません。ただし、免疫に関わる疾患をお持ちの方など、医師の判断で2回接種が必要となる場合もあります。また、13歳未満のお子さまは原則2回接種です。2〜4週間の間隔を空けて接種することが望ましいとされています。

妊婦や授乳中でもワクチンを受けられますか?

はい、安心して接種いただけます。学会などの報告によると、妊娠中や授乳中の接種による胎児・乳児への影響はないとされており、安全に使用できると考えられています。

ワクチン接種のおすすめ時期

流行が早まる傾向があるため、10月〜11月ごろの早めのワクチン接種をおすすめします。

特に、高齢者・小児・持病のある方は重症化のリスクが高いため、早期の接種によって感染予防・重症化予防の効果が期待できます。

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