胃カメラ検査を受けたいけれど不安がある方へ。 健康診断や人間ドックでの胃カメラ検査について、よくある疑問や不安にQ&A形式でお答えします。

Q1. 胃カメラ検査は苦しいのでしょうか？痛みが心配です。

Q1. 胃カメラ検査は苦しいのでしょうか？痛みが心配です。
A. 多くの方が胃カメラに「苦しい・つらい」というイメージをお持ちです。当院ではできる限り苦しくない胃カメラとなるよう工夫しています。具体的には、喉の違和感や「オエッ」となる嘔吐反射を和らげるために細径の内視鏡スコープを使用し、必要に応じて鎮静剤（静脈麻酔）を使って半分眠った状態で検査を行います。鎮静剤を使うと意識がぼんやりした状態で検査が受けられるため、多くの方が「気付いたら終わっていた」と感じるほど負担が軽減されます。また、胃カメラ検査そのものは痛みを感じる神経が少ない食道や胃の中を観察するため、鋭い痛みは通常ほとんどありません。「苦しいのでは？」と不安な方ほど、遠慮なくご相談ください。できるだけ楽に検査を受けていただけるよう対応いたします。

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Q2. 経鼻内視鏡では楽と聞きましたが、どんな検査ですか？

A. 経鼻内視鏡とは、口ではなく鼻から挿入する胃カメラです。スコープが細く鼻の通り道を通るため、舌の付け根に触れにくく嘔吐反射が起こりにくいのが利点です。検査中も口は自由に動かせますので会話が可能で、リラックスしやすいメリットもあります。鼻の粘膜に局所麻酔をして行うため痛みは最小限ですが、個人差で「鼻がヒリヒリする」程度の軽い刺激を感じることがあります。当院でも経鼻内視鏡検査に対応しており、希望される方には積極的に採用しています（鼻の構造によっては経鼻が難しい場合、経口に切り替えることもあります）。横浜駅近くで経鼻内視鏡による胃カメラ検査をご希望の方も、お気軽にご相談ください。

Q3. 胃カメラ検査にはどれくらい時間がかかりますか？

Q3. 胃カメラ検査にはどれくらい時間がかかりますか？
A. 胃カメラ自体の検査時間は約5〜10分程度と短時間です。観察だけなら異常がなければ数分で終わることもあります。ただし、検査前には喉や鼻への麻酔処置や、胃の中の泡を消す薬の内服など前処置に少し時間がかかります。また鎮静剤を使用する場合は、検査後にお薬がさめるまで30分〜1時間ほど院内で休憩していただきます。そのため来院からお帰りまでの所要時間は、鎮静なしなら約30分〜1時間、鎮静ありなら1.5〜2時間ほど見ておくと良いでしょう。検査自体は短時間で終わりますので、忙しい方もスケジュールの合間に受けていただけます。

Q4. 胃カメラ検査の当日の流れを教えてください。

A. まず予約日時に来院していただき、受付を済ませます（健康保険証などをお持ちください）。検査前日は夜9時以降の食事を控えていただき、当日は基本的に絶食でお越しいただきます（お水やお茶は少量OKです）。毎日内服されているお薬に関しては事前に内服を中止していただくものがあれば、お伝えさせていただきます。来院後、問診や血圧測定などを行い、検査の準備に入ります。喉または鼻への局所麻酔をした後、希望に応じて鎮静剤を使用し検査を開始します。胃カメラ検査（経口または経鼻）自体は数分〜10分程度で終了します。検査中に組織の一部を採取した場合でも、そのまま日帰りでお帰りいただけます。鎮静剤を使用した方はリカバリールームで目が覚めるまで休憩し、その後医師から検査結果の説明を受けて終了となります。当日は自宅で安静に過ごし、激しい運動や飲酒は控えてください。初めての方でもスタッフが丁寧に誘導しますのでご安心ください。

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Q6. 胃カメラ検査は予約が必要ですか？当日受けることもできますか？

A. 胃カメラ検査は原則予約制となっています。事前に外来受診をしていただき、医師の診察後に検査日時を決める流れが基本です。ただし、症状が強く「すぐに内視鏡で確認したい」という場合には、当日の検査にも柔軟に対応しています（事前にお電話でご相談ください）。当院は横浜駅前にあり平日18時まで、土曜も午後5時まで診療していますので、お仕事帰りやお休みの日にも通いやすい環境です。急を要する場合やお忙しい方でも対応いたしますので、まずはご希望をお聞かせください。