
下剤の種類
下剤の種類
大腸カメラ検査では、微細な病変の見落としを防ぐため、下剤を用いて腸内をきれいな状態にしてから検査を行う必要があります。
当院では院内での滞在時間を短くするため、自宅での下剤の内服をお願いしています。通常内服から1〜2時間で便意は消失するため、予約時間の3時間ほど前から内服を開始することを推奨しております。内服途中に腹痛、嘔気、嘔吐などの症状がある際には当院までご連絡いただけますと幸いです。
高齢の患者様など、自宅での内服に不安がある方などは当院内での下剤の内服も検討させていただきますので、ご相談ください。
また下剤内服により便は黄色透明になることが理想的ですが、中々きれいにならない場合もあります。その際には、より良い検査のため、院内で追加下剤内服を行うこともありますので、ご了承ください。
「検査よりも下剤を内服することが辛い」とのご意見を多々耳にすることがございます。当院では患者様のストレスを少しでも軽減するため、5種類の下剤を準備しております。「患者様ごとのご希望に沿った」選択をしていただけるように対応しております。検査前の外来にてご希望を伺っております。
全ての下剤において排便にカスが混じらず、透明になりましたら、下剤の内服を中止し、脱水予防として水ないしお茶などコップ1〜2杯摂取してください。
洗浄力が最も高く、従来の下剤と比べて、内服量が少ないことから良く選択されることが特徴です。腎機能に大きく問題ない方に広く使用される傾向にありますが、電解質バランスが崩れやすい方や、高齢者などでは他の製剤を選択することがあります。味は梅味でさっぱりと飲みやすく作られています。
バッグ内に水を入れて2Lにしていただき、下剤と水ないしお茶を交互に摂取していただきます。
洗浄力が比較的高いこと、体内にほぼ吸収されないため、電解質のバランスを崩さないことが特徴です。そのため高齢の方、腎機能が不安定な方にも安心して内服いただけます。内服量が多いことから心不全の方は選択されないことが多いです。やや塩味のある薄いレモン風味で人により好みが分かれます。
洗浄力、リンゴジュース風味の味が好評な下剤です。バッグに水を入れて1.8Lとし、2時間かけて内服いただきます。マグネシウムを多く含むため、腎機能が不安定の方や高齢者、脱水症状のある方ではマグネシウムが蓄積しやすいため使用できません。ニフレックに比べると内服量が少ないことも特徴です。
すでに調剤された下剤のため、ご自身で水と一緒に内服していただきます。やや苦味があるレモン風味のため好みは分かれますが、内服量が最も少なく、洗浄力が非常に高いことが特徴です。腎機能が不安定の方、心疾患のある方、脱水気味の方は使用できません。当院ではモーニング内視鏡をご希望の方にはこちらの下剤を選択させていただいております。
前日夕食は18時までに済ませてください。
液体下剤が苦手な方は多いと思います。「どうしても液体の下剤が内服出来ない方」に対する錠剤の下剤になります。デメリットとしては水1Lとともに、50錠錠剤を内服しなければならないことです。錠剤のため味はありません。腎機能が不安定の方、高血圧治療中の方、65歳以上の方は対象外になります。内服の方法は当日朝6時から50錠飲む方法もありますが、飲水量が増えるため、当院では前日から内服いただく2分割法を推奨しております。
前日夕食は18時までに済ませてください。
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